PRESIDENT Onlineに記事が掲載されました

2022/02/21

2月18日に配信されたPRESIDENT Onlineさんの特集記事「このままでは日本で働く外国人はいなくなる…ベトナム人の日本離れが増えている理由」の中で、当法人の事務局長の田中聡彦とベトナム人スタッフのベ・ミン・ニャットが「特定技能」についてお話しさせていただきました。

President Onlineの記事はこちら☞ president.jp/articles/-/54780?page=4 

2019年から始まった「特定技能」制度は「転職できる」ことや「労働条件が日本人社員と同等以上」といった面から従来の技能実習制度とは大きく異なっています。また特定技能の技能評価試験に合格すれば、その業種の仕事をすることができます。たとえば、今まで「飲食料品製造」や「建設」で技能実習をしていた人が「宿泊」の技能評価試験に合格した場合、ホテルや旅館などの「宿泊」業で働くことができるのです。つまり、仕事や労働環境を選択する自由が広がりました。

しかしながら、すでに日本はベトナムからも選ばれない国になりつつあり、「日本離れ」が生じています。それは今まで「外国人だから」といった賃金・待遇の差や労働環境などの課題を見て見ぬふりをしてきてしまったからかもしれません。

外国人労働者が長く働き続けている会社に話を聞くと、日本人、外国人問わず従業員を大切にし、少しの疑問や不安にも耳を傾ける姿勢があります。そしてその会社も外国人労働者も「このままずっとこの会社で働きたい」と笑顔で話していました。

「日本で働きたい」、「日本で働いてよかった」と思ってもらえるように私たちの意識を変えるときなのではないでしょうか。