しんじゅく多文化共生プラザに行ってきました!

2019/01/09

私たちNPO法人MP研究会は、様々な活動を通じて、ASEAN諸国の人々の生活や就労等のサポートをしています。

今回、在日外国人のサポートをしている「しんじゅく多文化共生プラザ」での取り組みをご紹介します。

しんじゅく多文化共生プラザとは?

外国の方が日本語を学んだり、交流したり、様々な暮らしに関する情報を入手できる場として2015年に新宿区で開設された施設です。


どんな活動をしているの?

日本語学習コーナー:日本語教材が用意されています。施設の中で教材を使って自習することができます。

多目的スぺース:さまざまな団体による日本語教室や交流会、外国語教室などが開催されています。日本語教室では生活に必要な日本語を学ぶことができます。

資料・情報コーナー:多言語の暮らしに役立つ生活情報や国際交流に関するイベント情報などの多言語の情報、資料を提供しています。ベトナム語の資料もあります。

ベトナム人向けの支援はしているの?

同じ施設の中にある「外国人総合相談支援センター」で、毎週木・金曜日にベトナム人スタッフが在留資格や生活に関する相談を受け付けています。

暮らしに役立つ情報in ベトナム語:日本の生活ルールや習慣などが分かる「新宿生活スタートブック」や生活情報に関する新聞などをベトナム語で提供しています。

所長の鍋島さんにインタビューしてきました!

Q.多文化共生社会実現に向けて私たち日本人が心がけることはありますか?

A.新宿区は外国人が多いとはいえ、日本社会の中では少数者です。外国の人が日本の文化や習慣がわからないために地域とトラブルになってしまうことがあります。そういう時、少数者である外国人の側から多数者の日本人に声をかけることは大変だと思います。良い関係を築くために日本の文化や習慣がわからず戸惑っている外国人には、多数者である日本人の側から声をかけることができるといいと思います。


Q.今後のプラザは外国人にとってどのような役割を担っていきたいですか?

A.SNSが発達する今日、誰でも気軽に情報を手に入れることができます。そのような便利な時代の中で、私たち新宿多文化共生プラザでも情報を収集して外国人の人たちに提供していくほか、先生との触れ合いという楽しみもある日本語教室やネイティブによる外国人相談などを通じて、外国人に寄り添い、多文化共生を進めていきたいと思っています。


以上、とても熱意をもって在留外国人のサポートをしている鍋島さんのインタビューでした!日本語教室や交流イベントの情報を知りたい方は、是非プラザに問い合わせてみて下さい!