ASEAN留学生 就活支援勉強会

勉強会の概要と目的

MP研究会の「留学生就活支援勉強会」は、ASEAN留学生を対象に就活支援とビジネススキル向上を目的に、2011年からスタートしました。現在まで、ベトナム、ラオス、マレーシア、ミャンマー、カンボジアなど累計400人以上のASEAN留学生が参加しました。

ASEANからの留学生は、現在増加の一途をたどっています。日本での留学経験を経た学生たちは、日本語能力が高く、日本の文化と生活に親しみ、その多くは卒業後に日本での就職を目指しています。しかし、日本の就職活動は非常に特殊です。 履歴書やエントリーシートの書き方、面接時の服装やマナーに加えて、面接では自分の考えを主張しなければなりません。当講座では、日本における企業のマーケティングやマネジメントといったビジネスの知識だけではなく、日本の歴史や歴史上の人物を学ぶことで、日本の文化、社会への理解を深めてもらいます。

講座の内容と講師の紹介

講座の冒頭の30分は就活編です。履歴書やエントリーシートの書き方、面接の受け方など就職活動に役に立つ知識を学びます。模擬面接の機会を設けることもあります。後半の2時間は、ビジネスを中心に学びます。ケーススタディーのかたちで、様々な企業の経営、マーケティングとマネジメント戦略について勉強し、将来の仕事や起業に役に立つことが期待されます。クラスでは、ディスカッションと発表の時間も設けています。これにより、学生のチームワークを培うとともに、プレゼンテーションのスキルを育てます。

大学卒業後、マーケティング会社に就職し、ヘルスケア、不動産、ITなど多岐にわたるマーケティングリサーチを実施。その後転職し、アメリカでの海外駐在を経て、大手コンサルティング会社でマーケティング、企業改革、マネジメントなどの分野でコンサルタントとして勤務。

2008年に独立後、ビジネスライター、医療関連の執筆活動、ギャラリーの企画・運営などに関わっている。中小企業診断士。


参加者の声

国立東京工業高等専門学校 機械工学科卒業
産業用製品製作会社 生産技術部
日本に留学して学校で勉強するだけでは物足りないと感じたため、MPKEN留学生就活勉強会に参加しました。
この講座に参加した目的は、日本企業の基本的なビジネスモデルを身に付け、将来ベトナムで活かせるのではないかと期待をしたためです。
実際講座に参加してみて、期待以上の勉強をすることができました。たとえば、経営や日本社会に関する知識だけでなく、面接や履歴書の書き方など、就職活動をするための基本的な知識を得ることができました。そのおかげで、就職活動ではかなり自信を持てました。
さらに、一緒に勉強をする学生たちの積極的な姿勢に非常に刺激を受けたことで、プレゼンテーション能力やチームワーク力があがりました。
そして、講座以外にもMPKENの活動により、日本の文化をもっと深く体験することもでき、いろいろな友達もでき、価値観が変わっていきました。「地球は丸い」ということを改めて実感でき、分の中では、「講座」というよりも「家族」のような存在になりました。

拓殖大学商学部経営学科4年生

来年就職活動をするため、ビジネス日本語能力を上達させたいと思い、MPKENの講座に参加しました。参加して本当に良かったです。

毎回経営に関するテーマについて、グループディスカッションをし、皆の前で発表をします。それは、仕事をしたらとても役に立つと思います。

さらに、就職活動の基本的な知識も身に付けられるので、面接の時、緊張せず上手く話せました。

これから就職活動をする方、または、日本語の能力を上達させたいと思う方も是非ご参加ください♪

講座の様子

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