NPO法人MP研究会とムーディーズが外国人求職者向けの就活勉強会を東京で開催
2023/6/28
東京に拠点を構える特定非営利活動法人MP研究会は、ムーディーズと協力し、外国人求職者の日本での就職活動を支援することを目的とした就活勉強会を開催しました。このワークショップはムーディーズが毎年実施するグローバルなボランティアキャンペーン「Moody’s TeamUp®」の一環として2023年6月13日に行われました。
近年、日本では海外からの優秀な人材を積極的に受け入れています。しかしながら、日本の独特な就活文化により、優秀な人材であっても日本で適した職業を見つけ、キャリアアップすることは難しいとされています。今回の勉強会は外国人求職者にとって非常に有意義なものとなりました。ムーディーズの従業員からの実践的なアドバイスや知識に対して、参加者の中には、日本の学校でも先生から就活スキルを学んでいるにも関わらず、この勉強会で得た情報が特に役立つものだったと感じた学生もいました。
勉強会では、面接練習が日本語と英語の両方で行われ、参加者は日本での就活のプロセスについてより深く理解することができました。また、対話型セッション、実践演習、専門家によるプレゼンテーションなども行われ、日本の雇用市場や文化による違い、効果的な就活方法について学びました。参加者はこの機会を通して、実際に日本で働く方々との繋がりを広げ、就活スキルと自信を身に付けました。
MP研究会のプロジェクトコーディネーターであるベ ミン ニャット氏は「ムーディーズのTeamUpキャンペーンの一環として、ムーディーズと協力し、このワークショップを開催できたことを大変嬉しく思います。またこのイベントを通して私たちは、外国人求職者と日本の就活のギャップを埋めることを目的とし、日本での就活を成功させるために必要な情報や知識を提供しました。」と述べています。
Moody’s Community Impactの取り組みは、インクルージョンとレジリエンスの促進を支援し、より豊かな未来の構築に貢献しています。また、ムーディーズは、Moody's Foundationと従業員向けのエンゲージメントプログラムを通じ、社会的・経済的な平等を支援するためのサービス、リソース、ツールを提供しています。とくに、起業家が小規模のビジネスを拡大できるよう支援し、それを通じて新興市場におけるエコシステムの再生に焦点を当てています。
また、ムーディーズの従業員向けエンゲージメントプログラムは、従業員とパートナーである非営利団体とをつなげ、さらには、その非営利団体がボランティアやメンターシップなどの活動を通じて支援している人々とムーディーズの従業員をつなげる役割を果たしています。
ムーディーズのGlobal Head of Community ImpactであるJennifer Stula Rivera氏は次のように述べています。
「Moody’s TeamUp®は、人々がそれぞれの生活拠点や職場において有意義な変化をもたらすことを支援しています。私たちのコミュニティ・イニシアティブは、自分自身、地域社会そして地球のため、より良い未来を創造するために必要な能力、リソース、信頼を人々に提供することを目指しています。そして、私たちは日本にいる外国人求職者を支援できたことを誇りに思っています。」
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